アイスランド発の絵本と聞いて手に取ってみた。
タイトルにもあるとおり、
スティーナはさむがりやの女の子。
そのさむがりぶりは度を超していて、
たとえ夏でも
アイスなんかたべられないし、
プールなんてとんでもない!と思うほど。
冬になるまでに万全のそなえすべく、
こもる準備にも余念がない。
外はもちろん
ベッドからさえでないですむようにとの発明ぶりも
ユニークな見どころ読みどころ。
けれども、あるふぶきの日、
とびらをたたく音がして……。
アイスランドほどではないにしろ、
私も十分寒い北国で暮らしていて、
スティーナほどではないにしろ、
さむがりやで出不精で、
できることなら日がな一日
蒲団の中で暮らしたいと思っているタイプなので
わかるわかる!とうなずきながら、ページをめくる。
でも、そうだよね。
わたしだってわかっている。
蒲団の中にいるよりも
暖かくすごせる方法があるってこと。
さてっと。
雪かきにいって、ひと汗かいてこようかな…。