しばらく前にこの本を読んで以来
出版界のフリーランスについて考えている。
この本は雑誌の編集に携わるフリーランスの女性たちの話だったけれど、
私が普段手に取る本も、
フリーランスで働く多くの人たちの手を経て作られているのだろうなあと。
著者、翻訳者はもちろん、
装丁デザインや挿絵、
出版社や作品によっては企画や編集、校正だって
フリーランスということもあるだろう。
普段はあこがれの職業のように扱われているのに
「いざ」というときになると
フリーランスで働く人に向けられる視線に
厳しいものが多いのはなぜだろうか。
=ではないけれど、「個人事業主」といいかえれば
世間の受け止めは変わったりするのだろうか?
私自身が「組織」に属していないせいもあるのだろうけれど、
なんだかなあ。
作品をめぐって他の読友さんとしたやりとりを含め
もやもやがあとをひく。