そういえば……と、思い出して取りだした本。
ベディエはフランスの作家だけれど
この話の原型はたしか
アイルランドの伝承だったはず……。
というわけで、読んでみた。
なんで積んだのかもすっかり忘れていたけれど、
そうか、“はじめての海外文学vol.3”の本だったのね。
大まかなストーリーは知っていたけれど、
読むのは初めて。
こんなに読みやすく、面白い本だったなら、
もっと早く読めばよかった。
トリスタンとモルオルトの戦いのシーンはまるで
ケルト伝承にもあるものなのか?
媚薬をめぐるあれこれといい
ここはやはり
ケルト伝承の原型に近いとされるものと読み比べてみたいところ。
いつの日にか。